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25年分のラブレター

ASKAさんへの想いや思い出を綴るブログ

音楽と記憶

 

「君の知らない君の歌」を妊娠中に聴いたことをとても後悔していた。ひどいつわりで、その時にリリースされたこのアルバムを、せめてもの気分転換にと思って聴いていたのだと思う。

出産後、何気なくこのCDをかけたら、1曲目のイントロを聴いているうちに、説明のつかない吐き気というか、波のようなものがやって来て、あのつわりだ、と気付いた。

だから二人目の時は、音楽を聴かないことにしていた。君の知らない君の歌は、5年以上経ってやっと聴けるようになった。音楽と記憶というのは思っているよりも強固らしい。


そんなわけで、Too many peopleが届いていざ聴くとなった時、気がかりな曲があった。

Be Free

この曲を、私はどう聴くことになるのだろう。

3年前にこの曲を初めて聴いた時、私は何かとても重大な告白をされたような気がして、重苦しい気持ちになった。

それから間もなくの事件。

連日、テレビでこの曲が流れているのを、呆然と眺めていた気がする。

それ以来、一度も聴くことはなかったし、手に取る勇気もなかった。

でも先日YouTubeで新曲を聴いていたら、自動再生機能でこの曲が流れてしまった。イントロがないから、すぐに歌が聞こえて来る。一瞬で色んなことが、感情が、フラッシュバックしてきて、耐えられなくて止めてしまった。

 

そして昨日。深呼吸をしてから、この曲を聴いてみた。

涙しか出てこないよー。

私、何に泣いているんだろう?

やっぱり、思い出してしまう。あの時のこと。あの出来事は、やっぱり辛かったな。今はすっかり平気なはずなんだけどね。あの時は、泣けて泣けて仕方なかったな。ASKAさんは、あの時、どんな気持ちでこの曲を作ったんだろうな。私達に、何を伝えたかったんだろうな。

涙の理由を問うことをやめてみたら、色んな想いがあふれてきた。

こんなことになってしまったのは、きっと、そうならなければならなかったんだろうけど、ASKAさんは一体どんな荷物を背負っていたんだろう。私も、そこにいることになっていたのかな。私にとっては、どんな意味があるんだろう。結構こたえたけど、そうか、ASKAさんはもっと涙を流してるよね。

こんなに痛い思いをしないといけないなんて、過酷だな。そうまでしないとならないものがあるなんて。ASKAさんは、ASKAさんは、大丈夫なんだろうか。

 


あれから3年近く経ったんだ。

どうやってここを切り抜けた?

ASKAさんが私に明日があることを教えてくれた。

不思議なことも、あるね。