700番 第二巻/第三巻
この本を読んで思ったことを改めて書いておこうと思い長々と綴ったのだけど、まるでお堅い論文のような体になってしまったので、やめることにした。
私がここに書き残しておきたいのは、ディテールを分析することでも批評することでもなくて、想い。やっぱり、それだけだ。
読み終えて感じたのは、私は、ASKAさんの真実を、ASKAさんの立場で感じることが出来たと思った、ということ。
一つだけ書き留めておこうと思うのは、ASKAさんがそこまでしてお茶を提出しようと思い行動し、そのことを本という形で表明した、その一連の出来事を改めて見渡してみて、思ったこと。
それは、1回目の逮捕時に疑問に感じていたことについて。当時、裁判をニュースで見ていて、私は彼女が何故そこまで無罪を主張するのかさっぱり理解出来なかった。ASKAさんが彼女に使ったことはないとするその矛盾も理解出来なかった。700番 第一巻をネットで読んでもその時の私には解を得られなかった。
でも今回の本を読んで、もしかしたらそこには、違う真実があったのかもしれないと思えた。そうしたら、ASKAさんの行動と理由はとても納得がいく。
そうなのかなと思ったら、私もちょっと救われた気がしてきた。ずっと奥底にあって、蓋をしていたわだかまりが解けたような、そういう気がしたから。
信じることが楽さ、なのかな。
私は、ASKAさんが大切にするものを、ASKAさんの真実を、大切にしたい。という気持ち。
だってASKAさんは、私にとって大切な人だから。
分かることの出来る距離を作ってくれて、ありがとう。
ネクタイ姿が変わらず素敵なASKAさん。
お誕生日おめでとうございます。
たくさんの祝福が、ずっと続いていきますように。